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zoom RSS 自律神経を整えれば病気は治るかも 〜薬物治療と栄養療法の問題点〜

<<   作成日時 : 2015/02/24 14:29   >>

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 この前もちょっと書きましたが、僕は現在、精神系の病気を患っています。
 具体的に病名を挙げると、強迫性障害を中心にした不安障害、それに伴うであろううつ病、あとは舌痛症です。元々は最初の2つだけだったんですが、治療(笑)を進めるうちに、それまでは全くなかった舌の痛みまで出てきました。

 特にここ数ヶ月は調子が悪く、死を考えたことも何十回もあります。「死にたい」と考える度に100円貯金してたなら、今頃PS4ぐらいは余裕で買えてたかもしれません。
 が、いろいろ考えて試したところ、どうやらようやく好転しそうな気配が見えてきました。

 そこで、そもそもなにが問題だったのか、どうして好転しそうなのかといったことを書こうと思います。
 まだ不調は続いているため、本来ならもっとよくなってから書くほうが説得力は出るでしょう。でも「今書きたい!」という思いが強いので、とりあえず書いちゃいます。


 僕が主にやってきた治療は、「薬物治療」「栄養療法(分子整合栄養医学)」の2つです。
 で、これらによって症状はよくなるどころか、どんどん悪くなっていきました。
 なのでまず、これらの治療法のなにが問題なのか、僕自身の体験から思うところを書きます。


☆★☆★☆

【薬物治療】

 ファーストフードが俗にジャンクフードと呼ばれるように、精神科の標準的な薬物治療は、ジャンクメディカルとでも呼ぶのが適切だと思います。

 といっても、「薬は全部悪!」と断言する気はありません。薬によって症状が治まるケースも、おそらくはたくさんあります。
 でなきゃさすがに、曲がりなりにも標準医療の座を保ってはいられないでしょう。僕も薬がプラスに働いた経験は、あることはあります。

 ただ、薬の問題点は、飲むことでよくなる場合もあれば、かえって悪くなることも多いというところです。
 それも、命に関わるレベルの悪化をしたり、以前はなかった新たな症状が出てきたりすることもあります。僕にとっての舌痛症はそれでした。

 特に僕の場合、薬を増やせばほとんどの場合はかえって悪化する、サプリを増やしても悪化する、そもそもなんでこんなのが出るのかわからないタイプの副作用が出る──という具合です。
 これまで何人もの精神科医や栄養療法の医師に会ってきましたが、なぜこんなことになるのかについては、「わからない」という答えしか返ってきませんでした。


 しかし最近、いくつか自分で調べたり考えたりした中で、一つの仮説が生まれてます。
 結局のところ、大事なのは自律神経のバランスを見ることなんじゃないか、ということです。

 自律神経と心身の症状の関係については、こちらのブログがわかりやすいです。
 また、精神科の薬と自律神経の関係については、以下の本も参考になりました。


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菊地一也

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 端的に言えば、「抗うつ剤は交感神経を刺激し、精神安定剤は副交感神経を刺激する。そして、後者が原因となるうつ病が存在する」という内容です。
 僕の抱えてる病気はうつだけではありませんが、それでも非常に参考になりました。

 まず心身の症状を見るに、僕が現在、副交感神経が過剰に優位な状態にあるのは間違いありません。
 一般には「交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にすれば健康になる」とよく言われますが、そんな単純なものではありません。交感神経がろくに働かず、副交感神経が過敏になっても病気になります。

 実際、上述のブログに紹介されている「円皮針」という針を自分で指に貼ったところ、死にたいレベルだった舌の痛みがピタリと収まった、ということがありました。
 ちなみにこのとき貼った場所は、交感神経の興奮を抑えるというツボ(井穴)です。その数日前に舌痛対策として新しい薬を処方してもらったんですが、どうもそれが逆効果に働き、交感神経を異常に興奮させて痛みを招いていたようです。
 逆に、副交感神経を抑えるツボに貼っていた円皮針をはがしたら、それまで出ていた強迫観念が途端に消え、代わりに舌痛が出てきた、ということもありました。


 以上の経験から、こう考えました。

・僕の病気の根底にあるのは、自律神経失調症じゃないか?

・薬は少なからず自律神経に影響を与えているはず。なにを増やしても悪化するというのがその証拠だ。てことは逆に、うまく薬を減らせばそれだけでよくなるんじゃないか?

 で、実際に抗てんかん薬であるラミクタールを減らしてみたところ、一週間ぐらいしたところで舌痛が激減しました。
 上述の本で取り上げてる薬に抗てんかん薬はふくまれていませんが、その役割はおそらく精神安定剤と同じ、副交感神経を刺激する物だと思います。なので、副交感神経の過剰な働きによる痛みが、減薬によってマシになったのではないかと考えています。


 つまり、薬は「薬」と名前がついているものの、実際には毒になるケースもある、ということです。
 なまじ効果が強力な分、薬が毒として働いてるうちは、その他の健康法をいくら試しても焼け石に水だと思います。

 ただし、すでに精神科の薬を飲み始めている人は、一気に全部やめるようなことは絶対にしてはいけません。
 減薬・断薬時に離脱症状というのがしばしば出ることはよく知られています。一気に減らすと心身に異常をきたし、冗談抜きで死んでしまう可能性もあります。

 一応、上で紹介した本にも、減薬法が簡単に書かれてはいます。
 量に関する記述はほぼないんですが、これについては「なるべく少しずつ」という曖昧な方針が一番でしょう。具体的にどれぐらい少しならいいのかというのは、それこそ自分で試して適量を見つけるしかありません。まあ無難なところでは、「一番小さな錠剤の量ずつ」でしょうかね。

 また、減らす薬の種類を間違えた場合も、おそらくかえって症状は悪化します。
 理由は上述の様に、薬によって「交感神経を刺激する」「副交感神経を刺激する」という、大雑把に言うと二種類の性質があるからです。今の自分はどちらの神経が過剰に働いているのか、どちらが症状の元になっているのかをまず把握しないと、どの種類の薬を減らせばいいのかもわかりません。
 あと当然ながら、薬と関係なく存在している症状もあり得ますし、減薬によってそっちが表に出てくる可能性はあります。薬の離脱症状について、「長いと1年以上続く」という記述をどっかで見ましたが、それはもう離脱症状とかじゃなく、薬抜きでの素の状態だと思います。


 ただ、自分の状態を把握するのはそんなに難しくはないと思います。
 上で紹介したブログに載っている症状と、自分自身の症状を照らし合わせばいいのです。

 たとえば僕の場合、ここ最近は汗をかくことが極端に減りました。無気力にもなりがちでしたし、身体は冷えやすいし、過敏性腸症候群っぽいものもわずらっています。足のむくみやしびれもあります。
 これらの症状はことごとく、副交感神経が過剰な時に出る物に当てはまっていました。なので自分はまず副交感神経の働きを抑えるべきなのだろう、と判断したわけです。

 なお、強迫性障害については、おそらくは交感神経の過剰反応が原因ではないかと思います。
 なので大事なのは、単純にどっちかの神経を抑えるとか高ぶらせることではなく、過剰にも不足にもならないよう、バランスを整えることでしょう。そのバランスが崩れているからこそ、「自律神経失調症」なのですから。


 精神科の薬に頼るべき時は、「今にも取り返しのつかないこと(自殺や他殺)をやってしまいそうだ」という状態の時だと思います。
 こういう時は、緊急避難として精神科に行って、できればすぐ入院させてもらうのがいいでしょう。
 逆に言えば、これぐらいの緊急事態でない限りは、精神科の薬を利用すべきではないと思います。


☆★☆★☆

【栄養療法】

 栄養療法にはザックリ言って二種類あると思います。標準的な栄養療法と、それよりはもう少し進んでいる栄養療法です。
 世間に広まってるのは前者であり、問題が多いのも前者です。ただ、後者の「進んでいる栄養療法」も、個人的には特に勧めるつもりはありません。


 まず、標準的な栄養療法の定義は、以下のようなことを主張しているというものです。

・「糖質は全部悪! タンパク質は正義! 糖質以外をガンガン食べよう!」
・「プロテインを飲めばみんな健康になるよ!」
・「問診だけのいい加減な精神科治療と違って、栄養療法は血液データに基づく診断だから信用できるよ!」
・「ちゃんとしたサプリには副作用なんてないよ!」

 こういうことを言ってる人やクリニックは、標準的な栄養療法の支持者だと言えます。
 んで個人的な意見を言うと、これらの主張には全部問題があります。

 その辺りの理由のいくつかを一番中立的な視点で詳しく説明してるのが、こちらのブログだと思います。
 僕が全部説明するのは面倒なので、よければそちらのブログの記事をいろいろ調べてみてください。

 その上で、栄養療法の主張のなにが問題なのか、僕なりの意見を簡単に書きます。


1. 糖質は全部が悪ではないし、糖質以外は全部善というわけでもない

 糖質の中でも特に問題があるのは小麦っぽいです。小麦に関しては全廃をめざすぐらいでいいんじゃないかと思います。

 が、逆によくやり玉に挙げられる白米などは、むしろ普通に食べたほうがいいと今は思っています。
 理由については上述のブログを読んでください。特に「レジスタントスターチ」の項目が重要です。

 なお僕はこれまで、「主食完全抜きを1年以上」「玄米食を1年以上」とやってきましたが、体重は標準レベル以上にまで減り、心身の具合も悪くなる一方でした。

 で、いろいろ考えた結果、今は白米を毎食茶碗一杯ぐらいは食べてます。
 炊きたてのときを除けば、基本的には温めません。そのほうがレジスタントスターチが増えて健康によさそうですし、温めてないご飯も普通に美味しく感じるので。
 この食生活に変えてからまだ一週間ですが、体調が悪くなってる気配は全くなく、むしろよくなってすらいるので、おそらく今後もこの方針で行きます。


 あと、糖質制限の主張者はしばしば、糖質以外ならなに食べてもいいと言ってます。
 ですがその中には、糖質よりももっとやばそうな食材も多数ふくまれています。代表的なのは加工食品(ベーコンやソーセージ、その他もろもろ)と植物油(オメガ6たっぷり)です。糖質制限の前に、まずこれらを制限すべきだと思います。
 ちなみに健康にいいと言われがちな乳製品や豆関係も、あるいは大半の糖質以上にやばいかもしれません。理由の一つは次のプロテインの項目にもあるように、腸内環境の悪化につながりかねないからです。


2. プロテインはサプリの中でも特に危険

 栄養療法でよく使われるサプリがプロテインだと思います。「身体や脳は全部タンパク質でできている」「タンパク質は食べ過ぎても問題ない」といった根拠で使われている模様です。
 が、実際には誤ったプロテインの使用は身体を壊します。これは「進んでいる栄養療法」の医師なども主張しているところです。

 プロテインのなにが問題かというと、腸をぶっ壊す可能性があることです。
 過剰なタンパク質が元々腸に悪いということに加え、主なプロテインの成分である乳や大豆自体がアレルギーになることも多いです。
 僕は毎日「豆乳に大豆プロテインを混ぜて飲む」という生活を続けた結果、体重は激減、腸内環境も非常に悪化し、精神症状そのものも最悪のレベルにまで落ち込みました。んで、IgGアレルギー検査というのをした結果、非常に高レベルな大豆アレルギー持ちであることが発覚したという始末です。
 余談ながら、こういう重要な検査を最初にやらずに、アレルギーが出る可能性のあるサプリや食品をホイホイ勧めてくるのも、標準的な栄養療法の大きな問題点です。

 なので、普通に食事で肉や魚を食べている人は、サプリとしてプロテインを取るべきではないと思います。
 なお、たとえアレルギーがなくても、乳製品や豆関係はいろいろと問題があるのでオススメしません。詳しくは上述のブログ等で調べてください。


3. 血液検査の結果と症状は必ずしも関係しない

 僕が某有名栄養療法クリニックに通っていた2年ほどの中で、最も血液検査の状態がよくなったのが、最後の検査の時でした。
 そして、その時は過去最悪の精神状態であり、「自殺するためのサプリをください」とか寝ぼけたことを言いたいような状況でした。血液検査の結果と症状の改善は全然結びついてないんだなと、身をもって体験したわけです。
 なおこの時に検査結果を説明した某有名先生は、「本が読める集中力が回復したのは栄養状態改善のおかげかも」「心の病気はうちでは治らなさそうだけど、身体の健康のために栄養療法を続けるという選択肢はありますよ」とか言ってました。自殺したいぐらい苦しい、と言っている僕に対してです。
 それを最後に、そのクリニックに行くことはなくなりました。その先生は栄養療法の広告塔としては優秀だと思いますが、医師としては下です。
 ちなみにこの「血液検査の結果と症状は必ずしも関係しない」というのは、ある栄養療法の医師も言っていることです。サプリを飲み続けてると、データだけはよくなって見えることはあるのだそうです。


4. サプリにも副作用はある。離脱症状すらある

 僕は薬だけでなく、サプリを増やしたときにも、かえってうつや不安、舌痛が強まるといった異常がしばしば起こりました。
 そういったことを栄養療法の医師に相談しても、なぜそうなったかの説明は基本的にありませんでしたし、「そんなことはあり得ない」という答えも何度か帰ってきました。薬についても同じことが言えますが、患者が実際に起こっていると主張している内容を「あり得ない」と否定する医者は、その時点で有能とは呼べません。

 そして笑えることに、サプリを大量に減らしたときには、その後数日、調子が劇的に悪くなったりもしました。
 数日我慢したら収まったので、これはサプリが効いていたという話ではなく、離脱症状と呼ぶべきものでしょう。これらの経験から、僕にとってのサプリは「薬よりはマシ」なものに過ぎなくなりました。

 なお、安物のサプリに限らず、ドクターズサプリと呼ばれるレベルのものであっても、添加物やアレルギー物質がふくまれてることは多いです。というか、添加物なしでサプリを作るのは、構造的に無理だという話も聞きます。
 また上述の僕の悪化は、ドクターズサプリのときにも起こっています。なので「質の悪いサプリを飲んだのが悪かったんだ」とはなりません。

 以上より僕は、薬だけでなくサプリについても、「できれば飲まないのが一番いい」というスタンスになりました。
 結局のところ、どっちも心身に影響を与える物ですから、その影響が人体にとって都合のいい方向にだけ働くとは全く限らないわけです。である以上、「薬は危ないけどサプリは安心!」などという理屈は成り立ちません。


☆★☆★☆

 最後に、薬とサプリについて注意すべき点をもう一つ述べます。

 薬もサプリも、飲み始めた当初は問題がなかったり、病状がよくなることは普通にあります。
 しかし時間が経てば、身体の中身も変わります。一方、薬やサプリのほうはこっちの変化などあまり気にせず勝手に働き続けますから、当初はよかった物が、時間が経つ内に毒として働くように変わっていた、というケースはあります。

 これに気づかないと、「この薬を飲んでよくなったんだから、これが悪いわけがない」「このサプリが(ry」といった思い込みに陥ってしまいがちです。
 それを避けるためには、上で述べた自律神経と症状の関係から自分の現状を判断し、必要に応じて毒になっていそうな薬やサプリを慎重に取り除いていくのが一番だと思います。そういう視点なしに医者に相談すると、悪化したのなら薬やサプリを増やしましょう、という話になって、かえってひどい状態になる可能性が高いです。

 僕自身の経験から言って、どうやら精神科や栄養療法の医師たちも、薬やサプリがかえって症状を悪化させることがある、という視点はほとんど持ってないようです。
 そういう事例があるということは知っていても、じゃあなにが問題になっているのかを見抜けたり、薬やサプリの適切な減量法を指導できたりする医師には、少なくとも僕は会ったことがありません。

 まだ健康には程遠い状態なので断言はできませんが、そういった落とし穴を避ける方法として、自律神経に注目するのが一番ではないかと、今の僕は考えています。
 では薬やサプリによるマイナスを抜きにして、自律神経をどう治していけばいいかについては、今回紹介したブログを始めあちこちに書かれているので、そっちを参考にしてください。というより、僕もまさにその方針での治療を始めたばかりなので、どうこう説明できるほどの物はありません。

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