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zoom RSS なつかしのゲーム語り 第18回 三国志4

<<   作成日時 : 2009/05/27 21:01   >>

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さて、今回はなんのゲームについて書こう

明日、無双5エンパと逆転検事が出るから、この2本に絡んだゲームにするか? でもそれぞれの過去作ってのは安直すぎるなあ

無双……三国志……ハッ!


 というわけで、今回は天地を喰らう――ではなく、三国志4についてです。「天喰ら」(ファミコン版)も好きだったので、いずれ取り上げますが。

 三国志シリーズは、なんだかんだいって、新作ごとになにかしら新しい取り組みを行っているシリーズではあります。
 特に4は、その後のシリーズの方向性を決定づける、革新的な新システムが搭載されていました。各武将の特殊能力という概念です。

 たとえば、「歩兵」の特殊能力を持っている武将なら、歩兵を率いたときにパワーアップする。「人材」の特殊能力がないと、人材捜索ができない、といったものです。
 これらの技能の組み合わせにより、武将の個性が従来のシリーズ作品と比べて、飛躍的に強化されました。この、技能の組み合わせによって武将の個性を表現するという手法は、この後の三国志シリーズ全作品において、多少形を変えながらも採用され続けています。

 あと、新武将を本格的に登録可能になった点も大きいです。

 ニコニコ動画で三国志や信長シリーズのプレイ動画が流行っている最大の理由は、「自分の好きなアニメキャラ等をゲームの中で動かせる」ことにあると思います。
 いわば自家製のスパロボが遊べるようなものであり、このオタク心をガンガン刺激するシステムが導入されたのが、4からです。3までは、新君主は一応作れましたし、そのおまけとして武将を1人くっつけるぐらいのこともできたとは思いますが、新武将を何十人も登録したりすることはできませんでした。

「技能の組み合わせで武将の個性を表現できる」+「自分の好きな名前の武将が登録可能」

 このコンボの強さは、ニコの歴戦動画を楽しんでいる人には、説明するまでもないでしょう。

 コーエーのシミュレーションゲームに対して、「シミュレーションゲーム」として見た場合、たとえばCiv4なんかと比べるとあまりにもしょぼいじゃねーか、という批判がたまにあります。
 ですがこの批判は見当違いのものであると、僕は思っています。コーエーのシミュレーションゲームは、本質的にはキャラゲーなのです。揶揄して言っているのではなく、肯定的な意味で。

 三国志の登場人物や、戦国時代の武将たちというのは、元々いろんな物語等で描かれまくっており、多くの人にとって親しみの持てるヒーローとなっています。そのヒーローたちを自分で操作できる! ゲームの中で戦える! というのが、コーエーの三国志・信長シリーズの魅力なわけです。
 さらに4以降は、技能システムによって武将の個性がさらに明確になった上、自分で好きなキャラを登録できるようにまでなりました。キャラゲーとしては至高の進化と言えるでしょう。

「ゲーム性」という曖昧な要素を抜き出して勝負させた場合、Civ4などは、コーエーのシミュレーションゲームの遥か上を行っています。それは間違いありません。

 しかし実際のところ、ゲームというのはバランスがよければいいというわけでも、プレイヤーに頭を使わせればいいというわけでもありません。面白ければいいのです。
 そして、好きなキャラ(歴史上の人物ふくむ)がたくさんうごめいている世界でいろいろ遊べるというのは、間違いなく面白いものなのです。

☆★☆★☆

 4の話に戻ります。
 誉めておいてなんですが、コーエーのゲームには「COMが馬鹿だ」という穴もあります。上記の理由により、そこがゲームの主眼ではないため、致命的な穴ではないものの、穴は穴です。

 たとえば三国志4の場合、1つの部隊に最大3人までの武将を配置できます。
 で、一部の技能の効果は累積します。「歩兵」の技能を持っている武将1人が率いる歩兵部隊と、3人持っている武将の部隊では、基本的には後者のほうが強いのです。

 ところがCOMは馬鹿なので、そういうことをきちんと考えずに部隊を作ったりします。結果、普通にルールを知っている人間様にとっては楽勝になります。
 まあここらへんも、一概に欠点とは言えません。Civなんかに比べたらそりゃぬるいにしても、それでもコーエーのシミュレーションゲームというのは、「初心者には敷居が高い」とよく言われています。よい意味でキャラゲーとしての魅力が主である以上、あんまりCOMが強くて、素人さんお断りになるのもどうよという話です。

 欠点もありましたが、それ以上の魅力がゆえに、僕はこのゲームを相当長く遊んだと思います。
 三国志シリーズは、どの作品もそれぞれ毛色が違うため、すでに最新作の11が出ている現状においても、この4を遊んでみる意義はあるかと思います。なので、興味のある人はぜひ手を出してみてください。今遊ぶとしたら、WiiのVC版、PS版、Win版(XP未対応?)、それと4をベースにしているDSの『三國志DS2』辺りが選択肢になるでしょうか。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
>コーエーのシミュレーションゲームは、本質的にはキャラゲーなのです。

凄く分かります。自分はコーエー三國志をやってるとロールプレイングとしてのRPG(シュミレーションですが)をやってる感じに思いました。特にVIIからの武将プレイとか。やってて妄想出来るので楽しいですね。
Cookie
2009/05/29 14:43
全くの同意見です。
特に武将プレイはいいですね。
いつか出る(と信じたい)三国志12では
ぜひ武将プレイを復活させてほしいところです。
植村(管理人)
2009/05/29 16:55
そうですね。
私もシュミレーション三国志は小学生からしてますが1〜11
どれも個性があり
キャラゲーと言って間違いないと思います
コンピは上級でやっても、バカですが

それはそれで、
劉禅からスタートし
登用を一切しなければよい事です

素人〜上級者全てが楽しめるスタイルを崩さない
コーエーは素晴らしいと思いますね(^_^)
最強軍団を作ったり、出陣は漫画と被らせたりと、
妄想、自由度が高い所が醍醐味だと思います
国士
2009/08/01 03:00
>素人〜上級者全てが楽しめるスタイルを崩さない

同感です。
近年の作品ではチュートリアルも充実し、
ゲーム内容をできるだけわかりやすくしようとしている点にも
好感が持てます。
信長の新作も発表されたことですし、
三国志のほうもいずれ出てくることを期待します。
植村(管理人)
2009/08/01 11:35
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