らんだむダンジョンと、ざくざくアクターズ

らんだむダンジョン(らんダン)
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se482804.html

ざくざくアクターズ(ざくアク)
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se508809.html

 どちらもフリゲ。つまり無料で遊べます。

「無料ってことは、市販のゲームに比べて質も落ちるってことでしょ?」と思いがちですが、この2作は別格です。
僕がこの10年ほどの間に遊んだゲームの中でも、どちらも十指に入るくらいの楽しさがあります。ゼルダBOWとかドラクエ11とかペルソナ5とかスプラトゥーンとか、そういうのと比較した上での十指です。

 らんダンとざくアクを遊んでつくづく思ったのは、ゲーム──に限らず、「楽しい」ってのは感覚的な要素が全てだな、と。
 この2本は、遊んでいて基本的に気持ちがいいんです。UIだとか戦闘のテンポ、メイン以外のおまけ要素、会話のノリ、そういうのを全部ひっくるめて気持ちがいい。

 気持ちがいいっていうのは、ゼルダBOWとかについても言えますね。
 このゲームの評価として、どんな壁でも登れるとか、オープンワールドがどうとかありますけど、結局のところ、「操作してて気持ちがいい」ってのが一番だと思います。

 で、この「楽しい=気持ちがいい」っていう感覚は、どうやらわかる人間とわからない人間とが、ハッキリと分かれているらしい。
 市販の有名ゲームでも、「ああ、この作り手はわかってないな」てのは山ほどあります。ただ、遊ぶ側もわかってない人間が大勢いるので、そういう層にうまく当たればミドルヒットぐらいにはなったりする、っていう。

 らんダンとざくアクは、基本的に、はむすたさんという一個人によって作られているゲームです。
 だからこそ、その人の感覚が強く反映されています。で、はむすたさんは「楽しい=気持ちがいい」っていうのがどういうことか、相当わかっている人なので、遊んでいても気持ちがいいんです。

 その上で言うと、らんダンは最初から順調に面白くなっていくけど、ざくアクは3章までは若干退屈な部分もありました。
 ただ、3章に入ってからのざくアクは強い。シナリオの盛り上がりとか、キャラへの感情移入、システム面での追加要素の充実度とかが、3章のタイミングで一気にそろったな、という感じです。

 遊ぶ順番としては、基本的には「出た順」として、まずはらんダンからをオススメします。
 ただ、それぞれゲーム性が違いますし、ストーリー等のつながりはさほどないので、ざくアクを先に始めてもオッケーです。

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