×男  ○父親

 さっきなんとなく書いたネタが引っかかっているので、追記します。

 僕も一応、20年以上アニオタをやっていますけど、『アニメキャラで「一番カッコイイ父親」』というテーマだと、該当するキャラがスコット以外思い浮かびません。
 もっときちんと思い出せば、他にも出てくるのかもしれないけど、逆に言えば、それくらい努力しないと思い浮かばないということで。

 カギは、「父親」という言葉なんでしょう。
 僕の場合、単に子どもがいるだけのカッコいい男、ではこのテーマにはそぐわないのです。それだけの条件でいいのなら、それこそ(原作の)ラオウとかですら候補に入ってしまうし。でもラオウには、父親としてのかっこよさなんか皆無だし。

 アニメの父親って、物語開始時点ですでに死んでいるとか、家族を捨てて自分の夢やらなんやらのために突っ走ってるとか、あるいは単に空気だったりとか、そんなのばかりな気がします。
 あるいはアニメに限らず、マンガやゲーム、小説等でもそうなのかも? そもそも親子の関係ってやつをきちんと描いたフィクション自体、あまり多くないような。

 スコット・シンプソンが――あるいは『七つの海のティコ』という作品が特異なのは、父親と娘という関係を、きちんと描いているところにあります。
 んで主人公であるナナミ視点で見ると、物語の舞台となる船の上には、アルという叔父さん的な存在もいるし、シェリルという姉的な(そしてスコットに対しては女としての態度も見せる)キャラもおり、トーマスという同年代の友だちもいる。作品のタイトルにふくまれているティコもふくめ、こういった面々による疑似家族ができあがっている点が、本作品の面白さの1つでした。

 スコットは自分の夢のために旅をしている人間には違いないものの、同時に、ナナミの父親としても生きている。自分の夢にナナミを付き合わせていることへの葛藤もたまに見せる。
 やっぱり、カッコいい父親というからには、そういうふうに自分の子どもときちんと付き合っていないとダメだよな、と思うのです。男としてカッコよくても、父親としてダメなら、そりゃダメだろうと。

☆★☆★☆

 となると自然に浮かぶ疑問として、「じゃあきちんと父親をやってるキャラがこうも少ないのはなぜだ?」というのがありますが、それはまた気が向いたら考えます。

 ……あ、そういえば今度のガンダムには、ひょっとするとそういうテーマも出てくるのかも。でも多分、親父が死んだ上での世代交代になるだろうから、親子関係の話とかはあまりないかな?

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