SPORE プレイ6時間時点での感想

 宇宙ステージに到達しました。
 面白いことは面白いんですが、ちょっと引っかかってもいます。

 このゲームのコンセプトは、一つの細胞が知的生命体となって文明を築き、やがては宇宙にまで勢力を伸ばしていく様を描く、というものだったと思います。
 その表現手段として、5つのステージがゲーム中に用意され、それらを順番に経ていくことで生命の進化を体験する、ということなのだと思いますが。

 ぶっちゃけ、5種類のゲームを単に順番に楽しめるだけじゃね? という気がしてなりません。
 各ステージ間で共有しているのは、クリーチャーの外見のみ。あと、前のステージでの行動方針によっていろんな特殊能力が手に入ったりしますが、それは生命の進化の表現というより、ただのゲーム的なごほうびじゃないかと。

 5つのステージはそれぞれ面白いです。普通のゲームとして評価すれば、別に悪くはありません。
 ただ、あまりにもゲームらしすぎる作りな上に、各ステージのゲーム性がそれぞれ別個のものとして感じられてしまうため、買う前にこっちが勝手に想像していた「生命の進化体験シミュレーション」という壮大なイメージとはどうにもズレてしまっています。

☆★☆★☆

 いきなりですが、僕はMOTHER1と2では、1のほうが好きです。
 なぜなら、1は全世界、全ての街が1枚のマップの中に収まっているという感じがしたから。それに対し2は、1つの街をクリアしたら次の街へ移動、というステージクリア型の作りになっていたため、1のような世界の広さを感じられず、そこが不満だったのです。

 SPOREに対する不満も同種のものです。
 1つの生命の発展を、基本的なシステムは変わらないまま包括的に体験できるのかと思っていたら、実際は段階的にゲーム内容そのものを変えることで表現してました。え、それで済ませちゃっていいの? と。なんか、開発者の気宇が壮大だっただけに、ちょっと肩すかしを食らった気分です。

 繰り返しますが、5つのステージはそれぞれ面白いです。操作は簡単ですし、やることも覚えやすいです。クリーチャーや建物、ビーグル(乗り物)等の外見のカスタマイズには非常に凝ることができるため、そういうのが好きな人にはたまらないでしょう。
 でも、ゲーム自体は要するに普通の面白いゲームの集まりだよね、ゲームデザインそのものに圧倒的な斬新さとかはないよね、というのが正直な感想です。それを悪いと言ってしまうのは、あまりにも酷すぎるというか、ぜいたく言うのもいい加減にしろと怒られるのかもしれませんけど。

 もっともこれは逆に言うと、うまくアピールできればライトユーザーにはかなり受けるんじゃないだろうか、と想像できる内容でもあります。シンプルでわかりやすく面白い5つのゲームがうまくまとまっているわけですから。リモコン操作との相性もよさそうなので、Wiiで出たら結構売れるかもしれません。

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  • 要約ごっこ

    Excerpt:  以前買ったこの本を読み直して、とある箇所に感銘を受けました。  具体的に言うと、「文章を要約すれば、そこにある根本思想がわかる」というものです。自分の文でも他人の文でも変わりません。書き手が本当に.. Weblog: U型改 racked: 2008-09-07 19:31