うみねこのなく頃に 第2章終了 ネタバレ感想

 お茶会がグロかったんで、母に勧めるのはやめときます。

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 竜騎士07さんは公務員をやめて、ライター1本で食っていくつもりらしいですが、はたして大丈夫なのかとちょっと心配になりました。
 今回のうみねこ第2章、飛ばしすぎです。なまじひぐらしが人気あった分、今回の展開に幻滅して、信者→反動アンチになる人も多そうだし。ちゃんと食えるだけの数のファンがついてきてくれればいいんだけど。

 ただ、飛ばしたのは竜騎士07さんの、作家としての誠意の表れだと思うんですけどね。プレイヤーに対して手を抜いてはいけない、という。
 もっとも、誠意が相手に通用するとは全然限らないわけで、プレイヤーの側はどう受け取ったことやら。2chのスレをざっと読んだ感じでは、アンチ化した人も結構いそうな感じです。

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 ご多分にもれず、レーザーソードには衝撃を受けました。Fate/when they cry始まったな。

 まあそこは推理の対象から外して考えていこうと思ったんですが、ニセ嘉音のところで、その方針も行き詰まりました。
「血をダラダラ流しながらも元気なニセ嘉音」「クモ押しつけたらニセ嘉音消滅」の2点については、目撃者3人が生き残ったまま話が続いちゃってるんで、ただの演出兼ミスリードとして片付けるわけにもいきません。集団幻覚、ていう解も安直だしなあ。

 推理をするとしたら、おそらく押さえておいたほうがいいのは、互いの勝利条件はそもそもなんなのか、についてではないかと。「魔女はいるよ」「いねーよwww」の主張をぶつけ合って、相手を屈服させればそれでいいのか?
 でも、魔女はいないよっていう主張に、当の魔女が納得して屈服するというのは、矛盾があるのでなんか気になる。人間に信じてもらえないと存在すらできない生き物なんだろうか。

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 あと全体的に気になったのは、マジカル路線が妙に強調されていることです。だから引いたとかいうことじゃなくて、話の構造の問題として。
 レーザーソードはもちろんですが、戦人とベアトリーチェの会話が随所に挿入されていたことも引っかかっています。話そのものが、あくまでゲームの一幕であるという空気が強調されすぎているような。

 マジカル関係のトンデモ展開が強調されていた分、逆にそこは推理を進める上では、さほど重要ではないのではないかと思えました。
 上で書いたように、まずは勝利条件を改めて確認すべきなのではないかと。魔法が実在するかどうかは、勝利条件にはたして関わっているのかどうか。

 大体マジカル路線なくせに、肝心のトリックがらみが全て密室ってのがにおいすぎます。本当に「魔女すげー!」な展開にしたければ、みんなが見ている前でレーザービームでも放てばいいわけで。なんかせこいというか、ケチくさいというか。
 もっとも、うみねこ世界における魔女が、どういう魔法を使えるのかもはっきりしません。気とか魔力とかで手からガンガン火の玉を出せたりするのか、あるいは地道な手続きを実行しないと発動しないような魔法なのか。魔力で動くホーミング杭使って殺しました、だけで片付いちゃう話だったら、密室トリックだの赤文字だのは必要ないわけだし。

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 マジカル展開が実はあまり重要ではないんじゃないかと思った理由の1つに、マスターキーの本数設定をあっさり変更したということがあります。
 あれを見て、うみねこ世界を読み解く上では、マスターキーが余ってるかどうかは些末な設定にすぎないのではないかと思ったのです。そしてうみねこ世界においては、些末な設定はどうでもいいのではないかと。

 これは別に、作者が後出しでいくらでも設定変えられる=推理なんかしても無駄、という意味ではありません。
 そうではなくて、うみねこ世界の鍵となるルールは確かに存在する。でも決して変わらないのはそこだけで、そこに抵触しない設定は、いくら変えても世界観を壊すことにはつながらないのではないかと思ったのです。

 その意味で、マジカル戦士紗音&嘉音も、うみねこ世界の根本ルールとは別に関係ないんじゃないかという気がします。あまりにも荒唐無稽であるがゆえに、そもそも存在を信じる必要すらないのではないかと。
 うみねこという作品は、一見「なんでもあり」なように見せかけていながら、実はその「なんでもあり」を成立させている、要となる根本ルールが存在する。表層的なトンデモに惑わされず、その根本ルールをつかむことこそが、ベアトリーチェを屈服させることにつながるのではないかと思うのです。

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 では最後に、一番大事な感想を。
 面白かったです。次も買います。それでは、また。

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