U型改

アクセスカウンタ

zoom RSS トリックロジックについて

<<   作成日時 : 2011/12/23 02:09   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

 別に最新のゲームでもなんでもない上に、僕自身が遊んでたのもだいぶ前だったりするんですが(そもそもシーズン2をまだやってない。いや、なんとなく)、とりあえず語りたくなったんで語っておきます。


TRICK×LOGIC Season1
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2010-07-22

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by TRICK×LOGIC Season1 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



 このゲームは、ミステリー小説を読んで、事件のトリックや犯人をプレイヤー自身が推理するゲームです。

 ……と書くと、「じゃあ普通にミステリー小説読みゃいいじゃん」と言われそうですが、このゲームには普通のミステリー小説と決定的に違う点が1つあります。
 何度でも解答できる、という点です。

 普通のミステリー小説で謎解きをやる場合、まず普通に読みます。
 で、探偵役が全ての真相を語り出す前に、自分自身で謎を考えてみます。自分なりの推理が完了したら、小説の続きを読みます。

 見事に推理が的中してたらイエーイ。外れてたら、自分のうかつさを嘆いたり、作者の構成のつたなさを罵ったりします。
 どちらにせよ、この推理ゲームはここでおしまいです。

 そう、普通のミステリー小説──に限らず、マンガやドラマ、その他ほぼどんなジャンルのミステリーにおいても、推理に挑戦できるのはたった1回だけです。
 なにせ、その推理が当たってるかどうかを確かめるためには、解答編を読むしかありません。で、一度読んでしまえばもうおしまいです。知ってしまった答えを都合良く忘れてまた推理に再挑戦する、などという芸当は、かなりポンコツな記憶力の持ち主でなければ無理でしょう。

 もしここで、すでに事件の真相を知っている第三者が登場し、読者の提示した推理に対して「惜しい」「全然ダメだね」などと判定を行ってくれれば、読者は正解にたどり着くまで(もしくは心が折れるまで)何度でもこの推理ゲームに挑戦し続けることができます。
 が、そんな都合のいい知り合いがいない読者にとっては、1つの物語で楽しめる推理ゲームはあくまで1回きりです。

 トリックロジックというゲームには、この「すでに事件の真相を知っている第三者」の機能がゲーム中に備わっています。
 この人はプレイヤーが提示した推理に対し、「75点」などと点数をつけたり、「もっとこの点について考えてみよう」などとヒントをくれたりします。

 間違った推理を提出すること自体にはなんのペナルティもないので、プレイヤーは結構気楽に採点を依頼することができます。その結果をフィードバックとして、自分の新たな推理に反映させることができるわけです。

 これが普通の推理小説だと、先を読みたい気持ちを押し殺し、自分の推理にはどこか穴がないかと細かくチェックしまくってから、ようやく解答編へ進むことになります。その結果、へっぽこな真相を見せつけられたりしたら、推理に費やした俺の情熱を返せ、という話になります。
 言ってしまえば普通の推理小説での推理ゲームは、セーブ禁止──どころか、一度失敗するとそのゲーム自体が二度と遊べなくなるという状況下で遊んでいるようなものです。この点が、トリックロジックとは大きく違います。

 他にもトリックロジックには、事件解決に必要なキーワード(およびプレイヤーを惑わすためのキーワード)があらかじめ表示されてたり、犯人の動機を無視することでよりロジカルに推理そのものを楽しめたり、といった仕組みが用意されています。
 これらの仕組みのおかげで、プレイヤーは推理の醍醐味を気軽に味わえます。どうしても解けない人向けのヒント、果ては解答編へ進むギブアップ機能も作中に用意されているので、本当の意味で詰まることはあり得ません。

☆★☆★☆

 ……ここまで長々と書いてきましたが、実は僕自身、推理小説とかを読んで真剣に推理に挑戦したことは、ほんの2,3度くらいしかなかったりします。
 平たく言えば、面倒だったんですね。推理の楽しさよりも、物語の先を知りたいという欲求のほうが勝っていたわけです。

 そんな僕でも楽しめた推理ゲーとして、トリックロジックはオススメです。読書そのものが嫌いでさえなければ、推理小説の好き嫌いに関わらず楽しめるのではないかと思います。

☆★☆★☆

 あと、今書いてて気づきましたが、トリックロジックが「犯人の動機を無視する」ストーリーになってる理由は、物語としての面白味をあえて出さないためかもしれません。
 ほら、金田一少年の事件簿とか、解答編で明かされる真犯人の悲惨な過去が、ドラマチックで魅力的じゃないですか。下手にそういう魅力を用意しちゃうと、「謎解きなんかいいからとっとと真相教えろや」という気持ちにプレイヤーがなっちゃうかもしれないので、あえてドラマとしての面白味は封じたのかも。いや、妄想ですけどね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
トリックロジックについて U型改/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる