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zoom RSS アイドルマスター2 1周終了後の感想(ネタバレあり)

<<   作成日時 : 2011/02/25 21:29   >>

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 まず最初に、点数を。

 アイマス2というゲームを現時点で評価すると、100点満点中80点になります。昨日と同じです。
 結局、1周遊び終えてみても、昨日の評価をよくも悪くも変えるような要素は見つかりませんでした。

 発売前は、アイマス2はこうなるんじゃないか、という妄想を僕なりにふくらませていました。
 要点をまとめると、こうです。

「アイマス2は、プロデューサー(PC)と担当アイドルとの関係だけじゃなく、もっと広い範囲での物語を描くんじゃないか?」

「竜宮小町の4人をあえてプロデュース不可にしたのは、そういう形にしなければ描けない物語を描こうという意図があるからじゃないか?」

 実際に遊んでみてどうだったか、順に考えてみます。

☆★☆★☆

 まず前者の、「もっと広い範囲での物語」は、どうやら描かれてなさそうです。
 まだ1周遊んだ段階なんで断言はできませんけど、別に2周目以降、展開が劇的に変わるということもないでしょう。

 結局今回も、ゲーム中の8割ぐらいは「プロデューサー(PC)と担当アイドルとの関係」だけが描かれていました。
 ただ前作より明らかに進化しているのは、トリオのユニットを組んだことで、3人+1人の関係が一応描かれていた点です。

 今回一番感心したのは、担当アイドル同士の人間関係が一応設定され、場合によって変動していたことです。
 たとえば、「美希と貴音がなんだか仲良くなってて、仲に入っていけなくていじける響」「美希と貴音がケンカしてて、板挟みで困ってる響」「一人だけテンション高くなってる美希と、どん引きしている響に貴音」みたいなシチュエーションが、ゲーム中にコロコロ生まれるのです。これが結構楽しい。トリオでユニット組んでると起こる問題ってこういうのだよなー、という感じが伝わってきます。

 また僕の好みに合っていたのが、まず単純な仲良しこよしの関係だけにしていないということ。
 もう1つは、これらの関係を純粋なシナリオではなく、ゲームシステムによって表現しようとしていたことです。後者については、ガンパレやエヴァ2が好きな人間ならではの好みでしょうね。

 もっとも、そういった関係性を描いていたテキストそのものには、ちょっと引っかかった点もあります。

 たとえば毎朝行われる定例イベントとして、「アイドルの誰かと話す」→「向こうのリアクションに応じて返事をする」というのがあります。
 このとき、アイドルが寝ぼけたことを言った場合、「いいこと言うね」みたいな反応をこっちがしてしまうと、当のアイドルは喜ぶものの、他の2人は不機嫌になります。

 逆に、「馬鹿言ってんじゃねーよ」的なツッコミを入れると、言われたアイドルは怒り、他の2人は喜びます。
 この反応は、いやいや、ちょっと違うだろうとは思いました。

 アイマス界のアイドルが馬鹿なことを言うのは日常茶飯事なんで、それ自体はいいんです。
 でも、それに対するツッコミや周りの反応もまたぬるいというのが、アイマス世界だろうと。馬鹿を馬鹿にして、その反応が正しいからと周りの子が笑うってのは、ちょっと違うだろうと。

 まあ平たく言えば、学校におけるいじめの1シーンみたいな、そういう感じがしたのです。
 単純な仲良しこよしでないのは大歓迎。3人のうち2人が仲良くなって、残り1人が疎外感を覚えるとか、そういうシチュエーションも実においしい。でも、人を馬鹿にして笑うってのには、それらとは全く違う悪意を感じてしまいます。

 多分、この悪意の要素は、作り手が意識して入れたわけじゃないと思うんですよね。入れる意味も思いつかないし。
 おそらく作り手の意図としては、馬鹿なことを言ったやつに対し、しょうがねーなーというゆるい空気で周りが笑っている、ぐらいの雰囲気を表現したかったんだと思います。でもテキストとか表情の選択とかで間違っちゃってて、結果、ずいぶん空気が悪くなってんなーという印象を受けるのです。

☆★☆★☆

 そういった細部に関するセンスの話はさておき、ゲーム全体を通して見ると、物語の8割ぐらいは担当アイドルに関する話に終始してました。
 となると、わざわざ竜宮小町をプロデュース不可にしたメリットって、なんにもありません。竜宮小町自体、さほど出番がなかったし。

 ついでに、シナリオの中では完全にかませ扱いにされてるっていうのも、なんだかなあと。
 竜宮小町の楽曲のランキングは、最終的には売り上げ20万で70位とかいう位置止まりでした。一方、初回プレイの僕は200万越えです。終盤、新曲をひっさげて再ブレイクみたいな展開もなかったし、ホント、なにしに来たのかという話です。

 ここは結局、妄想その2、

「竜宮小町の4人をあえてプロデュース不可にしたのは、そういう形にしなければ描けない物語を描こうという意図があるからじゃないか?」

 これが全然見当外れだったことを意味します。ていうか、やはりここも、作り手の側はそういう物語を描こうとしてたんだけど、結果的には全く描けてなかったという話なんじゃないかと。

☆★☆★☆

 竜宮小町およびジュピターの役割は「ライバル」だったそうですが、ライバルとしてはうまく機能していませんでした。
 理由その1は、まず弱い。ジュピターはまだしも、竜宮小町は上述のようにランキング70位レベルなんで、敵としての歯ごたえがない。イベントで強敵アピールをしては来るものの、このときの竜宮小町はゲーム的なチートをかまされてるだけなんで、「はいはいお約束乙」という感想にしかなりません。

 理由その2は、バトルシステムそのものに、バトルをしている感覚が薄い。
 今回のバトルシステム(オーディション等)は前作よりもかなり簡略化されてます。説明は面倒なんで省きますが、頭を使う要素は減りました。

 それ自体は必ずしも悪いとは思いません。
 個人的なことを言うと、アイマス無印やSPでおなじみのオーディションとかも、ある程度遊べば作業にしか感じなくなってましたし。どうせ作業になるなら、シンプルなほうがよっぽどマシです。

 ただ、システムが簡略化した結果、「ライバルと戦ってる感」があまりないのです。
 せいぜい、相手が必殺技を出してきそうなタイミングを見て、こっちはどう動くかを考える、その程度です。それ以上のことは、相手がどうのという話ではなく、自分がどれだけのスコアを稼ぐかという問題になってしまいます。相手との駆け引きで戦うというより、自分自身のスコアを更新するほうに重きが置かれたシステムなのです。

 そんなわけで、竜宮小町の初戦のみ「こいつらすげー!」という感動はあったものの、第2戦の結果、さっきのが単なるチートだったことがわかってガッカリです。
 結局、やってることはSPと同じでした。響や貴音すげー、絶対勝てねー! と最初は思ってたけど、それは単にイベント戦だったってだけで、最後は普通に楽勝できるっていう。この程度の茶番劇でしかないんで、ライバルだ熱血だもなにもありません。

☆★☆★☆

 とか言いつつ、ゲームとしての総合点はあくまで80点です。つまりは、結構楽しめました。

 個人的に一番強く感じたのは、結局、基本は過去作と同じなんだな、と。
 レッスンが相変わらずのミニゲームで、バトルもすぐに作業化する。物語の大半は担当アイドルとの話のみで、竜宮小町やジュピターが主に出てくるのは、SPのライバルキャラ同様、要所要所のみ。

 担当する3人の関係の描き方や、映像に対する感性の鈍い僕でさえ結構な回数見てしまったステージなど、進化している点もいろいろありました。
 でもシナリオやテキストには引っかかる点があったり、全体としては旧態依然とした所も多く残っていたりと、手放しで絶賛できる出来ではありません。

 ただ、僕は元々熱いアイマスファンではないので、80点程度に楽しめれば充分かな、という気もしてます。
 それ以上を期待してなかったというと嘘になりますが、まあ面白かったことは面白かったんで、これはこれでいいのかな、と。

 ……次回作は「13人全員を同時にプロデュース可能だ!」とかすれば、ゲームとしてもかなりの革新を期待できるんですが。
 いろいろ無茶なような気もするけど、それぐらいしないと、結局は新作が出ても延々と同じことの繰り返しで終わってしまうように思います。ただアイマスというコンテンツの場合、ことさら革新的なことをする必要はないんじゃないかとか、したところでユーザーが爆発的に増えたりはしないんじゃないか、という思いもありますけどね。

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