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zoom RSS 無双(中略)三国志解説 〜虎牢関の戦い〜

<<   作成日時 : 2011/01/06 02:30   >>

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 さっそく気が向いたので続き。
 ただ、さっき書いた記事はちょっと反省してます。あんな半端な三国志解説じゃなくて、もっと無双のゲーム設定と史実(笑)の違いについて語らないと。

 無双の虎牢関と言えば、一に呂布、二に呂布、あと全部呂布です。
 が、実際にはそもそも虎牢関の戦いそのものがフィクションっぽいです。ついでに言うと、無双では(そして無双以外の三国志ものでも)大体別々の物として語られている「虎牢関」「水関」の2つは、実は同じものだとか言われています。

 んでたった今Wikipediaを調べたところ、呂布は大活躍をするどころか、むしろ「同僚のあいつが気に入らない」という理由で味方の足を引っ張って負けちゃったそうです。最低だこいつ。

 なので以下は、主にフィクションとしての「虎牢関の戦い」と、無双での描写の違いについて述べます。

☆★☆★☆

 まずそもそも、なんで劉備たちが董卓と戦うことになったのか。
 これは黄巾の乱の後、中央の権力争いに董卓が勝利したからです。

 当時の皇帝が死んじゃって、後継者候補は2人いるけど、さてどっちに継がせるか、という話になりました。
 このとき涼州(馬超とかのいた所)から軍を率いてやってきた董卓は、後継者候補の片方の後ろ盾となり、もう片方をぶっ殺して、権力を手に入れました。ちなみに黄巾の乱のときに出た何進大将軍は、董卓が来る前に、後継者争いの騒動の中で暗殺されてます。

 なおこの後継者争いには袁紹も絡んでたんですが、最終的には董卓と対立し、都から逃亡します。

 同じく都にいた曹操は、王允(貂蝉の義父)から董卓暗殺を頼まれ、「じゃあお宅にある七星剣を貸してくれよ」と言って暗殺に向かうも、結局バレたのでそのまま逃亡。
 途中、駆け込んだ先の親戚が自分を殺そうとしていると勘違いし、先手を打って皆殺しに。勘違いに気づいた後も、同行していた陳宮(無双シリーズで最も味のあるモブとして有名なあいつ)に対し、「俺が人を裏切るのはいいが、人が俺を裏切るのは許さない(キリッ」と言ったとか言ってないとか。

 んで都で好き勝手やってる董卓を倒そうと、曹操がみんなに声をかけ、兵を挙げます。
 無双のゲーム中では、袁紹、曹操、劉備、孫堅、袁術、公孫瓚ぐらいしか参加してなかったと思いますが、実際はもっと大勢いました。さらに言うと、集まった連中の中では袁紹・袁術の2人が親分格であり、他の連中はみなそいつらの子分的なポジションだったとか。なお、劉備はぶっちぎりの下っ端だったと思います。

☆★☆★☆

 そしてまず、物語的には水関の戦いが始まります。
 無双でもモブなりに目立ってる華雄さんが、反董卓連合軍の将を倒しまくります。袁紹さんは「顔良と文醜さえおれば……」と悔しがってましたが、そもそもなんでこの大事な戦にそいつらを連れてきてないのかと。

 そこへ現れたのが、無名だった劉備の、そのまた無名の部下である関羽です。
 俺がちょっと行って華雄をぶっ倒す、という関羽に対し、袁紹たちは「モブは帰って糞して寝ろ」と罵声を浴びせます。しかし曹操だけは、「まあ行くのはタダだからいいじゃん。どうせやられてもモブだし」と言い、関羽出撃が決定しました。

 出撃前の関羽に、曹操が熱い酒を一杯おごろうとします。

関羽「いや、すぐ帰るからいいわ」
曹操「冷めるよ?」
関羽「だいじょぶだいじょぶ」

 んで関羽出撃→華雄瞬殺→関羽帰還。かくして関羽は、まだ冷めてなかった酒をおいしくいただきましたとさ。

☆★☆★☆

 中ボスの華雄がやられたので、次は呂布の出番です。
 例によって呂布が連合軍の将を倒しまくったところに、今度は張飛登場。さらに関羽と劉備も参戦。いくら3対1とはいえ、なんでモブ相手に俺が苦戦するんだと呂布は動揺し、赤兎馬のスピードに任せて逃げ出します。

 ちなみに呂布は元々、董卓の敵だったんですが、「俺の養子になんない? 赤兎馬もあげるよ」とスカウトされて董卓に寝返りました。つまり赤兎馬は、董卓からのプレゼントなのです。

 ここで董卓は都を捨てて、西の長安という都市に逃げ出すことを決めます。その際、わざわざきれいな都を敵にくれてやることはないとして、都に放火。ついでに歴代皇帝の墓も暴いて、埋められていた金銀財宝をたっぷり持ち出したとか。

☆★☆★☆

 さて、次は呂布がらみの話になるでしょうか。気が向いたら書きます。
 しかし、いまいち無双中心の話になってないような。どうしたもんかな。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
自分の考えた解釈なのですが、曹操が関羽に酒を与えるシーンは、
ヴァイキングのバーサーカー(ベルセルク)が恐怖を打ち消す為に麻薬を使ったように、酒でも飲んで覚悟決めろや(笑)みたいな「冷やかし」だった、という説はいかがでしょう。
これにより関羽は華雄を瞬殺することで曹操の意地悪を避けるだけでなく、逆に自分の手の内に収めてしまったのです、という知恵者の一面を覗かすエピソードになります。

もっともこのエピソード自体演技の創作なので、現代日本の文化を加味した解釈の域を出ないのが残念ですが。
名無し
2011/01/06 23:22
確かに末期の酒っぽくはありますね。
この時点の曹操が、関羽の勝利を確信してたとも思えませんし。
演義の曹操は基本的に悪役路線だったはずなので、おっしゃるような解釈も充分あり得ると思います。
(まあ単に、関羽のすごさを強調するためだけの演出かもしれませんが)
植村(管理人)
2011/01/07 01:03
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