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zoom RSS いっそゲームメーカーが中古売買をやればいいんじゃね?

<<   作成日時 : 2010/10/03 11:53   >>

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 今読んでる本に、「リスクが高いチャレンジほど当たるとでかいんだぜ」「失敗してもやり直せる人間や社会が強いんだぜ」みたいなことが書いてました。
 本当にそうなのかは知りませんが、本当っぽくはあります。

 たとえば、金持ちでもなんでもない僕がアホみたいな数のゲームを買える理由は、中古売買のおかげです。中古で安く買ってるから――ではなく、中古でガンガン売ってるからです。
 ソフマップの中古売買について大雑把に言うと、新品のゲームの場合は買ってすぐ売れば差し引き2000円、中古の場合は1000円ぐらいの金銭的損失で済みます。つまり毎週1本新作ゲームを買ってても、中古の利用前提なら月10000円もかからないわけです。

 これが中古を使えないとなると、金銭的な損失は跳ね上がります。
 さらには自分の部屋の目につくところに「買うべきじゃなかったゲーム」の山ができ、自分の愚かさを日常的に確認させられるはめになります。処分するにはゴミとして捨てるしかありません。ゴミの日にゲームを出した経験はあまりありませんが、おそらく愉快なものではないでしょう。

 つまり中古売買というシステムがない場合、僕がゲームを買う数は大幅に減ってるであろう、ということです。

 最初に取り上げた「リスクが高いチャレンジほど当たるとでかいんだぜ」」「失敗してもやり直せる人間や社会が強いんだぜ」という意見にはどちらも一理あります。
 結局のところ、面白いゲームを買うコツは、たくさん買うことです。そうすると当然クソゲーや凡ゲーにも数多く当たることになりますが、その屍を乗り越えた先に初めて面白いゲームが見つかるのです。

 しかし、ゲームを定価でしか買えない、中古で買い取ってもらうこともできないとなれば、リスクがあまりにも大きすぎて、手当たり次第に買うなどというマネはできなくなるでしょう。
 つまり中古というリスク軽減のシステムがあるからこそ、僕は進んでリスクが取れ、結果的に当たりを引くこともできる、というわけです。ちなみにこういう理屈は、どこぞの経済学の先生も言ってました。

☆★☆★☆

 ということで本題。

 ゲームメーカーの多くは中古売買というのを敵視してる気がします(※妄想です)。
 が、一方で「意欲的な新作が売れない」「売れるのは結局無難なシリーズものばかり」という意見も出ています。

 売れるかどうかわからない新作ってのは、売る側にとってだけでなく、買う側にとってもギャンブルです。
 どうせ買うならクソゲーには当たりたくないと思うのが人情です。まして、クソゲーだとしても売り払うことすらできないとなれば、買う側とて無難な選択にばかり走るのも当然でしょう。

 人間とは基本的に保守的な生き物であり、新しいものに対しては大体拒否反応を示します。実例? まだ発売されてもいないゲームへの不満や不安を声高に述べてる人なら、そんじょそこらにいるでしょう。
 ただ一方で、人間は物事に飽きる生き物でもあるので、常に新しいものを求めてもいます。求めてはいるけど怖い。そもそも今までの概念から外れた新しいものなんて理解できない。できれば、新しいけど絶対に失敗しない素敵な体験がしたいなー、などと考えているものです。

 そんな都合のいい体験を100%提供することは無理でしょうが、せめて失敗したときのリスクを減らすことならできます。
 ということで、チャレンジブルなメーカーほど、中古売買をむしろ積極的に推奨すべし。「今度の新作は正直受けるかどうかわかりませんけど、もし糞だったら即行で売り払ってくださいね」ぐらいのことをユーザーに言うべし。そうすれば少なくとも、大金をドブに捨てさせられた、的な批判は減るでしょう。

 つっても現状だと、中古売買はメーカーに直接的な利益をもたらしません。間接的には、僕みたいに売っては買ってを繰り返すユーザーを生むことで利益になってるのかもしれませんが、実際のところはわかりません。
 なので、いっそ中古売買サービスそのものもメーカーがやっちゃいましょう。自社のゲームの買い取りと、新品より安値での中古販売を公式にやっちゃうのです。そうすれば中古売買でも直接的な利益が得られます。

 さらに言えば、中古売買のサービス、特に買い取りのほうは、そこらのコンビニでも受け付けるようにすべきです。
 僕は東京の新宿区という、商業サービスへの利便性に関してはおそらく日本屈指であろう土地で暮らしているにも関わらず、中古売買を利用するにはわざわざ片道30分かけて出かけなければなりません。ああ面倒くさい。近所でもっと気楽に売れるようになれば、より活発な売買ができるはずです。

 当然ながら、日本全国のレベルで見れば、中古売買はもっと不便なものでしょう。これを気楽に利用できるようにすべきです。
 ブックオフとかなら店舗数はかなりのものですが、あそこは事前に買い取り価格をチェックするのが面倒orできないみたいですし、値段的にもソフマップあたりに比べると損してる感じがします(※きちんと確認はしてません)。それに、たとえブックオフと言えど、自宅の近所に必ず存在するというわけではないでしょう。

☆★☆★☆

 結論。ゲームメーカー、あるいは業界は、中古売買が気楽に行える環境を整え、ユーザーにも積極的に推奨すべし。そうすりゃゲームの流通もグルグル回って活性化するよ、きっと。

 ついでに言えば、セーブデータをゲーム本体にしか保存できないDSのソフトは、中古を利用するに当たっては癌となります。
 他の機種ならセーブデータだけは別個に残しておけるんで、後でゲームを買い直せばいきなり続きから遊べますが、DSだとそうはいきません。なのでどうしても売るのをためらってしまいますし、一度売っちゃうとまた買い直そうという気が起きにくくなります。

 あー、そもそも今回こんなことを考えたきっかけは、ここの提案にあったかもしれません。興味深い内容だったので、いまさらながらご紹介しておきます。ここの提案の趣旨も、要は「リスクを減らそうぜ」ということですよね。

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常識を破った先にあるものは
 この前もちらりと触れたこの本。内容を物凄く大雑把にまとめると、「常識に囚われないようにするといろいろ楽しいよ」というテーマに基づき、具体例を山ほど記した一冊です。  中でも、常識から脱却するための具体的な手法が気に入りました。 ...続きを見る
U型改
2010/10/16 20:01

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
日本の自動車産業が成功した一因に中古車市場の存在があることは有名ですよね。こういう相乗効果をもたらすやり方はみんなが得するので、もっと取り入れていって欲しいなと思います。

そう言えばAmazonでは中古品も扱っていますが、あの規模の会社で中古品市場を開けばどんな中古品でも商品になるなあ。夢がひろがりんぐ。
名無し
2010/10/04 00:42
一般にレアとされている商品もAmazonだと結構簡単に見つかったりするので便利なんですよね。
今後、個人が自分の持ち物を中古品として出品するのが当たり前になれば、おっしゃるようにどんな中古品でも商品として成立し、面白い世の中になると思います。今までは無価値とされていたものまでもが注目を集めたりして。
植村(管理人)
2010/10/04 01:37
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