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zoom RSS なつかしのゲーム語り 第38回 ときめきメモリアル

<<   作成日時 : 2009/08/21 18:55   >>

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 このコーナーで取り上げるゲームの中には、力を抜いて語れるものもあれば、語るのに気合が必要なものもあります。
 その違いは、僕自身の思い入れであったり、そのゲームの一般的な重要度に影響されたりと、様々な理由によります。

 ときメモというゲームは、語るのに気合が必要なゲームの1つです。今までも何度となく語ろうと思っては、いまいち気が乗らないという理由から先延ばしになっていました。

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 僕が遊んだときメモは、セガサターン版です。
 ときメモは確か、PCE版、プレステ版、そしてセガサターン版の3種類が代表的な作品であり、各バージョンごとにゲーム内容が微妙に違った気がします。といっても僕自身はサターン版以外やったことはなく、ただの受け売りです。

 また、今まで遊んだシミュレーション系ギャルゲーの中で、ほぼ全キャラを落としたのは、この初代ときメモだけだったと思います。
 もっとも、必ずしも楽しんで落としたわけではなく、最後には作業になっていました。ちなみに一番最後の相手は早乙女優美であり、「あーめんどくせー」とか思いながらデートをしていた気がします。当時は気が乗らなくても律儀に全クリなんかしてたんですね。

 ただ、僕の中ではときメモというゲームは、いわゆるギャルゲーというより、「変な青春体験ゲー」という位置づけになってます。
 なんというか、1週間鏡だけ見て過ごしたり、ひたすら寝てたり、女の子の電話番号を聞き出すだけで日曜日が終わったり、修学旅行に行けば必ずハブと戦うことになったり、最後は番長と決闘したりと、いろいろとカオスだったのです。クリスマスパーティーにも、こちらのステータス次第で参加できたり門前払いされたり、門番がアレだったりと、悲喜こもごもでした。

 また、ときメモと他のギャルゲーとの決定的な違いは、ある程度の二股・三股がシステム的に推奨されている点です。
 なにせ、知り合った女の子をあまりに長時間放置していると、その子は怒りを爆発させ、主人公への好感度を激減させてしまいます。それだけなら無視すればいいのですが、この際「あの主人公は女に冷たい」という悪評が立ち、他の女の子からの評価まで軒並み下がってしまうのです。互いに名前を知っているだけの相手からでさえ、この悪評は容赦なく立てられます。

 なので基本的なプレイスタイルは、本命の子とのデートを重ねつつ、他の子の機嫌も適当に取る、となります。
 一般常識のみならず、普通のギャルゲーの感覚でも、本命がいるならその子一筋に行かなきゃダメだろうとなるのですが、ときメモにはそんな常識は通用しないのです。ひとたび相手と知り合ってしまったなら、たとえ興味がなくても、たまにはデートに誘うのがときメモ界のマナーなのです。こうやって書いてみると、なんかリア充でないと生き残れない世界みたいに見えてきました。

 慣れてくると、女の子の出現フラグとなる特定のパラメータをわざと上げないことで、出会いそのものを起こさないという手段を取ることもできます。それでも何人かは強制的に出てきます。
 もっとも、普段はうっとうしいぐらいに登場する女の子たちも、いざ出ないとそれはそれで寂しかったりします。難しいところです。

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 間違いなくギャルゲーの歴史で最も重要なゲームであるこのときメモですが、実は声優のレベルに関しては、あんまり高くなかったりします。一番(唯一?)演技がうまかったのが、男友達役のうえだゆうじさんであったというのは、ギャルゲーとしてはかなり問題でしょう。
 それでも関連商品はバンバン出まくり、当時は相当な話題になりました。ネットが本格的でなかった時代でさえこれでしたから、今だったら、アイマスをも凌駕するブームになったかと思います。もっとも、逆にあっという間に消費されて終わっていた可能性も否めません。

 僕自身はそのブームには一切関わらず、ときメモについても「普通に面白いゲーム」ぐらいの認識でした。
 このゲームに改めて注目したのは、超クソゲーという本で、阿部広樹さんという人が熱く語っていたことによります。



 阿部さんいわく、ときメモはゲームデザインの革命である。これまでは一本道のストーリーばかりが氾濫していたゲーム界に、「イベントの組み合わせ方によってプレイヤー独自の物語が生まれる」システムを持ち込んだのだ、と。

 前述のように、ときメモでは複数の女の子とデートをするのが当たり前というシステムであり、プレイごとに違う女の子と違う場所でデートしたりするのが普通になります。
 また、単に女の子と付き合うだけでなく、部活や体育祭・学園祭等のイベントもいろいろ用意されていたため、遊び方によってゲーム内容がずいぶんと変わってきます。それこそ、女の子を無視して、高校の3年間を部活一筋に費やすなどという、本末転倒な遊び方も可能です。

 後にガンパレが出たとき、阿部さんはガンパレのシステムを、ときメモの流れを汲むものと評していました。
「イベントの組み合わせによってプレイヤー独自の物語が生まれる」というのは、確かにガンパレのゲーム性そのものであり、理にかなった意見だなと感心したものです。

 もっとも僕自身は、ときメモを遊んだとき、阿部さんのような感想を持ったわけではありません。
 おそらく、阿部さんがときメモに抱いた感動は、僕のガンパレに対する感動と同種のものだったのでしょう。ときメモを遊んだときの僕の感性が、まだあのゲームの価値を理解できるほど成熟してなかったのか、単なる巡り合わせの問題か。逆にガンパレに対しても、単なるキャラゲーとしか認識してない人も結構いる気がするので、いろいろと仕方ないのかもしれません。

 ただ、ときメモとの対比で、阿部さんが「全く評価してない」と言ったサクラ大戦については、僕は結構好きだったりします。単純にゲーム自体の面白さで言えば、ときメモより高評価です。
 しかし阿部さんのときメモ評を踏まえれば、サクラ大戦を評価しないという気持ちもよくわかるのです。サクラというゲームも、語るのに気合がいる一作ですので、今度気合が満ちたら改めて語ります。

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おまけの動画紹介



 これでもこの人、メインヒロインです。ツンデレとかじゃなく、純粋に嫌われているだけです。すげーゲームだ。

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