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zoom RSS なつかしのゲーム語り 第24回 天外魔境II

<<   作成日時 : 2009/07/07 20:10   >>

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 え、ドラクエの過去作語りはどうしたかって? いいからいいから。

 このゲームは、ガンパレに出会うまでの間、僕の中でのゲームランキング第1位に君臨し続けていました。

 最初に天外2の存在を知ったのは、中学時代、友人のプレイを見たことによります。
 その友人は、親にゲームを禁止されていながら、こっそりといろいろ買っては遊んでいました。んで、自分の家だといつ親が帰ってくるかもわからないということで、僕の家にソフトを持ってきてはよく遊んでいたのです。

 持ってきたゲームの中にはRPGもふくまれてましたが、僕は別に不満もなく、友人のプレイを後ろで見ていました。ニコニコのゲーム実況が賑わっているように、他人のプレイを見るのも、それはそれで面白いものです。
 そうやって友人が持ってきたゲームの1つが、天外2でした。当時の僕はPCエンジンを持ってなかったので、わざわざ本体ごとうちに持ってきて遊んでいました。

 なにが衝撃的だったかって、音楽です。これはもう、当時のユーザーならほぼ100%同意してくれると思います。
 当時はまだ、スーファミが最先端だった時代です。スーファミの音源は、ファミコンに比べればはるかに豪華ですけれど、所詮はピコピコですよ。いい音楽はたくさんありましたけれど、ピコピコはピコピコですよ。

 そんな中、天外2はCD音源を採用してました。しかもメインテーマを作曲したのは、あの久石譲です。
 要するに、ずっと「ゲーム音楽=ピコピコ」が当たり前だったところに、いきなりモニターからジブリクラスの音楽が流れてきたわけです。ゲームをやってカルチャーショックを受けた経験としては、おそらく最大級のものだったと言えるでしょう。

 その後、我慢できなくなり、僕自身もPCエンジンDuo本体と、天外2のソフトを購入しました。
 なお、結局PCエンジンのソフト自体はほとんど買わず、天外2の他には、外伝的な作品である風雲カブキ伝を買っただけだったと思います。

 もっとも、天外2だけのために買う価値は充分にあったと思ってますので、全く後悔はしてません。
 いやごめんなさい、そもそも親に誕生日プレゼントとして、たかって買ってもらったので、後悔する筋合いなんかありません。

☆★☆★☆

 天外2は音楽だけでなく、シナリオもよかったのです。ゲームバランスは、いいのか悪いのか今でも結論が出せずにいますが、少なくとも凡庸なものではありませんでした。
 そこらへん一切を仕切っていたのが、かの桝田さんでした。当時は桝田さんの名前なんて意識してませんでしたけど、「このシナリオはひょっとするとドラクエに匹敵するんじゃないか?」とは本気で思ってました。後にリンダキューブ辺りで桝田さんの名前を知り、天外の人か、と驚いたものです。

「シナリオもよかった」と簡単に言いましたが、これは単にストーリーが面白かったとか、テキストのセンスがあるとか、それだけの話ではありません。
 天外2の舞台は、「ジパング」なのです。架空の日本です。それが素敵でした。

 和風のものに対するあこがれ、オリエント万歳という感覚は、外国人だけでなく、日本人の中にも強く息づいているかと思います。今でも東方なんかは、まあ一応、和風っちゃ和風な世界観を貫いてますし。
 まして当時の僕にとっては、RPG=ドラクエやFF=西洋風ファンタジー、であったため、このジパングの独特な雰囲気にすっかりやられちゃったわけです。ゲーム中に出てきた大江山とか天橋立とか、ぜひ一度リアルで行ってみたいものだと思いました。今はまあ、面倒くさいからいいや、などとなっちゃってますが。

 んで世界観が素敵なだけでなく、その中で生きるキャラクターも立ちまくっているし、テキスト自体もセンスあるしで、ともかく心にビンビンきました。
 そのビンビンを10年近く継続させた結果、ガンパレによって新たなショックを受けるまで、僕の中で最も思い出深いゲームとして、天外2はトップに君臨し続けていたわけです。

☆★☆★☆

 さて、この天外2、今ではDSなどにも移植されているので、普通に遊ぶことができます。
 それらを買うべきか否かについては、僕はなにも言えません。移植の出来とかは知りませんし、あくまで僕の感動は、1992年&中学生という時代的なものを抜きには語れないと思いますので。今の時代に普通に天外2をやって、当時の僕と同じ感動を味わえるかというと、そりゃ無理だと思います。

 ただ、今さら久石譲の音楽に感動はせずとも、グラフィックやアニメーションがしょぼく感じたとしても。
 それでもなお、遊んだ人の心をガーンと打つなにかが、天外2にはあるのではと思います。それがなければ、名作とは言えないでしょうから。

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U型改
2010/05/07 21:30

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