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zoom RSS ドラクエ9に絡めて 自由度の高いゲームの問題点

<<   作成日時 : 2009/07/19 18:50   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

 ドラクエ9は、シリーズ1自由度の高いゲームではないかと思います。
 なにせパーティの人数を1人から4人まで、自由に選べる。職業も、どのスキルを覚えるかも選べる。シンボルエンカウントなので、雑魚と戦うかどうかも選べる。金が簡単に稼げるため、最新の装備を買いまくってもいいですし、あえて錬金で作った装備のみにこだわることもできる。

 と書くとすごく面白そうに見えるかもしれませんが、そう単純なものでもありません。

 僕はまだたいして進んでおらず、ようやくレベル21になりました。
 ここまでの感想としては、難易度は低いです。別に装備をガチガチに固めているわけではなく、素材が手に入ったら錬金でなにか作り、それが強ければ身につけるという方針で行っているのですが、それでも余裕です。ろくに買い物をしてないので、貯金は20000ゴールドぐらいあります。

 ゲームの難易度はプレイヤーによって大きく変わるため、ドラクエ9が万人にとってぬるいゲームなのかどうかはわかりません。
 個人的には、主人公の一人旅&装備は錬金のみ、とかが一番ちょうどいい難易度じゃないかという気がします。試してませんし、今後試すかどうかも未定ですが。

☆★☆★☆

「自由度が高い」てのは、ゲームのセールスポイントとしてよく見かけます。好きにいろいろできるってのは、確かに一見よさげです。
 ただ実際にその手のゲームをいくつかプレイした人ならわかるでしょうが、自由度が高いからといって、面白いとは限りません。

 たとえばマルチシナリオを売りにしたゲームの場合、シナリオが根本的に楽しめなかったり、根幹のシステム部分が気に入らなかったりしたら、マルチのありがたみもありません。
「多彩なクエスト」「自由なカスタマイズ」やらを売りにしていても、クエストがどれも似たり寄ったりだったり、ゲームを進める上で有効なカスタマイズのパターンが限られていたりしたら、事実上の自由度は低くなります。

 また、この手の問題をクリアした、本当に自由度の高いゲームでも、やはり面白いとは限りません。
 昔どこかで聞いたたとえ話で、「真っ白なキャンバスを渡されて『好きな絵を描いていいよ』と言われると、大抵の人は混乱する。だが、具体的になにを描くか指示を与えられれば、すぐに動き出す」というのがあります。

 自由の問題その1。なにをしたらいいのかわからない。
 この問題は、ゲームの構造によってある程度解決できるかと思いますが、それ以上にプレイヤースキルが重要になるのではと思います。顕著な例としては、PS2版エヴァ2が挙げられるかと。

 まだ問題があります。
 先のたとえ話を勝手に発展させてみましょう。好きな絵を描いていいです。あと、絵の具も自分で作って、好きな色を生み出してください。はいどうぞ。

 できねえよ、と大多数の人は投げ出すと思います。
 自由の問題その2。自由にいろいろやるのって面倒くさい。

 ゲームを遊ぶ目的というのは、基本的にはただ1つ、楽しむことです。自由度の高さも、楽しさにつながらなければ意味がありません。
 場合によっては、プレイヤーのすべきことが全て指示されて、必要な材料が全て与えられているゲームのほうが楽しいこともあります。むしろ世の大半のゲームはこっちの路線でしょうし、このほうが楽しくなる可能性が高いのではないかとも思います。

☆★☆★☆

 あとはゲーム特有の「自由」の問題その3として、使える要素は全て使わないともったいない気がする、というのが挙げられます。
 アイテムは全部コンプリートしないと気が済まない、クエストは全部クリアしたい、称号は全部集めたい、などもこの嗜好にふくまれます。僕はこれらの欲望はあまりないものの、ドラクエ9に関していえば、「せっかく4人パーティが組めるのに1人旅なんてもったいない」という思いはあります。1人旅にしたほうが楽しくなる可能性があるのにね。

 どんなゲームでも、難しくするのは簡単です。とりあえず、コントローラーを裏表ひっくり返して持てば、大抵のゲームの難易度は上がるでしょう。
 ただ、そんなことして楽しいのかという問題とは別に、「俺は全力を出して勝負したいんだ」という欲望があります。つまるところ、「簡単だと思ったら自分で縛り入れてね」とゲーム制作者が言ったとすれば、「最初から俺が全力を出して楽しめるバランスにしろや」と返すのが多くのプレイヤーの反応ではないかと思います。

 ドラクエ9というゲームは、この第3の問題と無縁の人、すなわち「自由」を屈託なく楽しめるプレイヤーにとっては、シリーズ1の傑作になり得るのではと思います。あと、全力で遊んでも普通に難しくて手応えがある、と感じている人にも問題はないでしょう。
 ですが、使える要素を全部使うと簡単すぎる、かといって手を抜いて遊びたくはない、というプレイヤーにとっては、いささかぬるく感じる可能性が高い気がします。錬金で作れるアイテムの大半は、街の武器屋に普通に並んでいたりしますので、ゲームはクリアすることにこそ価値がある、と考えている人にとっては、本作品の錬金要素は失敗としか映らないかもしれません。

「自由」であることの弊害が強く出ているのが、今回のドラクエ9というゲームなんじゃないかな、というのが現時点での感想です。
 さて、今後のプレイはどうしたものか。1人旅とまで行かずとも、人数減らすという手は普通にありだと思うけど。でも仲間(全員女)にも愛着やら妄想やらを抱いちゃってるからなあ。どうしよう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
自由度が高いからといって面白いとは限らないと書いているが、ゲームの面白さと、自由度の高さは別問題。
マルチストーリーのシナリオが面白くなかったらというのも、一本道のストーリーでも面白くなかったら、それこそ序盤で飽きるでしょう。

ドラクエに求める自由度っていうのは、進む方向が3つぐらいあって、それぞれにクエストがあって、そのうち一つがストーリーを進めるみたいな物。
jj
2009/08/26 02:30
前半については、僕が記事中で言っていることと同じだと思います。
「自由度が高いから面白い」みたいな文脈で宣伝しているゲームを
ちょくちょく見かけるけど、
別にそうとは限らないよね、という話です。
(結果的に、自由度の高さが面白さにつながることはあります)

ドラクエに対しユーザーが求める自由度については、
シナリオよりもシステムに関するものが大きいのでは、という気がします。
過去のドラクエも、シナリオはほぼ一本道でしたし。
もっとも数百万本売れてるようなゲームの場合、
ユーザーが求めるものは多様すぎて、
簡単には絞れないようにも思います。
植村(管理人)
2009/08/26 10:52
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