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zoom RSS なつかしのゲーム語り 第17回 ガンパレード・マーチ

<<   作成日時 : 2009/05/20 20:48   >>

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 前回はゲームボーイ版サガの話で、今回はプレステ後期のソフトであるガンパレの話です。
 時代飛びすぎだろって? 僕もそう思います。でも時系列に従っていると、近年のゲームについていつまで経っても語れないから、仕方ないのです。

 えー、ガンパレを始めに知ったのは、ファミ通クロスレビューでした。
 このときのことに関しては、昔やっていたサイトの日記にいまだ残っているので、そちらから引用します。2000年9月22日のやつです。

 今週のファミ通で他に気になるのは、クロレビで紹介された 『ガンパレード ・ マーチ』 なるゲーム。
 いわゆる近未来士官学校青春シミュレーションらしいが、レビュアーのコメントを見てると、なんか凄そうな雰囲気が伝わってくる。
 実際、紹介されてる写真の時点ですでに凄い。教室らしき画面で、プレイヤーに出されている質問はこうだ。
「ぼおっとしているときに芝村からの何げない視線に気づきました。どうしますか?」
 読点なしの一気文もいいし、「芝村」 らしい美少女の抑制された表情もいい。そして何より、プレイヤーキャラが反応として選べる選択肢がイカしすぎてる。
「照れる」
「笑う」
「ウインクする」
「ベロベロばぁ」
「怒ったゼスチャア」
「無視する」
「そっぽをむく」
「挨拶してみる」
 これで点数が7879ですよ!? 気にするなってほうが無理です。あーやりたい。
 プレステだからやれるけど、シレン2と莫大なゲーム借金がある以上、これは発売日には買えんわな。中古買い候補としては、かなり良さそう。


 次にガンパレについて知ったのは、桝田さんが今はなき公式サイトで触れていたときです。
 そこからアルファの公式サイトを見てみると、なんかやたら面白そうだ。てなわけで、買ってきました。

 購入後しばらくの感想は、以前僕が書いていたサイトのほうにまとめてあるので、そちらを見てください。昔の文章なんで、あまり見てほしくない気もありますけど。

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 僕がテレビゲームというものを始めて、20年とちょっとになります。
 そのゲーム歴の中において、ガンパレード・マーチというゲームは、いまだに僕の中で王座についています。

 そこまで評価が高まったタイミングは、おそらく2つです。

 その1、熊本城攻防戦。
 いわゆるイベント戦であり、多分このゲーム中、最も難易度の高い戦闘です。3連戦であり、1,2戦目は仲間とともに戦えるものの、3戦目は自分1人でがんばらなければなりません。

 初めて臨んだこの戦闘で、僕の乗っている機体は大破し、生身のパイロットを操らねばならなくなりました。その状態で最後の敵をどうにか倒し、ギリギリで生き延びることができました。
 ゲームでこれほど熱い戦いをしたことは、後にも先にもこれっきりです。ゲーム内の翌日、壊れた機体の修理を続けている間、僕は半ば放心状態にありました。

 ちなみに、この戦闘はあまりにもつらかったため、「これクソゲーなんじゃねえか?」とさえ思いました。「難易度が高い=クソゲー」と考える心理は自然だわなと、このときの体験から思います。
 と同時に、その壁を乗り越えたときに味わえる感動は、比類のないものであるということも知りました。

 ゲームにおいて、ここまですごい体験ができるものなのか、という感動が第一。
 そして。

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 その2、某キャラとの会話。
 一応ネタバレになるため、わかる人向けに書きますと、岩田のマジゼリフです。

 ガンパレード・マーチというゲームを一言でいえば、RPGです。いわゆるジャンルとしてのRPGではなく、「役割を演じる」という言葉通りの意味でのゲームです。
 この評価は、当時から今に至るまで、僕の中では変わっていません。上述した熊本城攻防戦が感動的だった理由は、「死線をくぐり抜けた俺」というロールプレイにしびれたからに他なりません。

 ところが、岩田というキャラとの会話によって、このゲームが二重の意味でのRPGであったことを知りました。
 ネタバレ防止のために、項目の2は白文字にしておきます。反転して見てください。

1. ゲーム中のキャラクターを演じる自分

2. ゲームのプレイヤーを演じる自分

 すげえ、と思いました。なによりも、こういう工夫をしている作り手がすげえ、と。
 この感動が、僕がいまだに芝村裕吏という人を高く評価している理由の3分の1ぐらいを占めています。まあ正確に言うと、ガンパレというゲームのよさを全て、芝村裕吏というゲームクリエイターの能力に勝手に還元しちゃっているところが、僕の心理には存在しているわけです。不公平な話かもしれませんが、僕個人の話なので、まあいいでしょう。

 ちなみにこの後、ガンパレは二重どころか三重の意味でのRPGであったことが判明します。
 これはもう、ある程度ディープなファン(アンチふくむ)でないとわからない話なので、逆にネタバレとか気にせずに書けます。要するに儀式魔術のことです。

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 別の話。

 当時の僕は、ゲーム全般に対し、漠然とした飽きを感じていました。「面白いけどマンネリだよね」という。
 その漠然とした思いが、ガンパレを遊んだことによって明らかになりました。ゲームの感動とはこういうことだ、本当に面白くて新しいとはこういうことだ、という衝撃を味わったのです。

 これによって当時の僕は、世にある多くのゲームに対し、軽侮の念を抱くようになりました。どいつもこいつも昔のゲームの焼き直しばかりやりやがって。ガンパレに比べればどれもクズだぜ、と。
 当時の僕は大学生。でも症状的には、立派な中二病です。

 この症状は、時間を置くことで自然と治まりました。今は、昔のゲームの焼き直しに過ぎないような作品も、それなりに楽しめています。冷めた目線でゲームを見るようになった、とも言えるでしょうか。
 ただ、ガンパレをやって味わった感動をもう一度、という思いはずっとくすぶっています。それゆえに、フロー体験やら、ゲームを面白く遊ぶためにはうんぬんやら、いろんな理屈を調べたりこね回したりしているわけです。

 ガンパレの後継としては、エヴァ2、絢爛舞踏祭、ガンパレード・オーケストラという3作が存在します。
 いずれも優れたゲームであり、前2者についてはそれぞれ数百時間遊んでいるものの、ガンパレと同じ感動を味わうには至っていません。これはもう、単なるゲームデザインの優劣の問題ではなく、僕がガンパレに出会えたタイミングが大きいのかなとも思っています。

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 他にも語りたいことはいろいろありますけど、今回はここまで。
 気が向いたらまた、なんか書きます。では。

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